新築・増改築
こだわりの家づくり

長期優良住宅

国土交通省が定めた基準をクリア=「長期優良住宅普及促進法」に適合した住宅

2009年6月4日、「長期優良住宅普及促進法」が施行されました。「家を建てて古くなったら立て直す」という現在の住宅事情を、環境配慮の面も含めて見直そうというのがこの法律の趣旨です。高品質で非常に長持ちする家を建てれば、建替えや解体の際の費用、廃棄物や資材の無駄遣いを無くし、経済的にも環境に対しても配慮することができます。

長期優良住宅に求められるもの

長期優良住宅は、「長期優良住宅普及促進法」に適合する住宅のことで、建物自体の劣化対策はもちろん、耐震性や、人にも環境にも優しい家づくりの性能に対し、国土交通省基準を満たさなくてはなりません。

フォーシステムカンパニーの長期優良住宅

日本の住宅寿命は平均で25年前後といわれています。しかし、ローンを組む際にはそれ以上の年月をかけることが珍しくありません。ローン返済が終了する頃には、資産価値が著しく低下してしまった家が残ります。フォーシステムカンパニーでは、その悪循環を根本から見直し、「いいものを長く大切に使う」という長期優良住宅のコンセプトに基づき、家づくりに努めています。

ストロング5工法

基本構造は安心と信頼が実証され得ているモノコック構造の面で建物を支える2×4工法。フォーシステムカンパニーでは、面を支える構造用合板をより強固な物に換装することにより全ての耐力壁の壁倍率5をクリア。より頑強な構造へと進化させました。

エコロジーでエコノミー

ストロング5工法(2×4工法)はモノコック構造により気密性を確保しやすく、材料である木材の熱伝導率が極めて低いことで気密性、断熱性に非常に優れています。これにより省エネ等級4を取得した夏の冷房、冬の暖房が大幅に節約できるエコな住宅なのです。また、窓ガラスも遮熱、断熱性の高い『Low-Eガラス』を採用し、照明も消費電力が少なく長寿命のLEDライトを採用するなどしてこのエコノミー性をさらに発揮できるよう考慮しています。

Low-Eガラスとは?

Low-Eガラスの「Low-E」は、Low Emissivityのことで、翻訳すると「低放射」という意味になります。一般的な1枚ガラスが放射率0.85程度なのに対し、Low-Eガラスは放射 率が0.1以下になります。この放射率が低ければ低いほど赤外線を反射させ、熱を通さないので、断熱性が高いガラスと言える訳です。

このLow-Eガラスは、ガラス面に薄く色が付く程度の金属膜をコーティングすることでつくられます。Low-Eガラスは紫外線も反射させるため、畳や家 具の日焼けを防ぐ効果もあります。しかし、紫外線ではなく、赤外線を反射させる目的で使われるのが普通であり、夏の西日が入る窓にLow-Eガラスを用 い、西日の暑さを和らげる目的で使われたりします。

Low-Eガラスは使い方によって断熱性を高めるし、遮熱性も高めます。太陽や地面からの照り返しなど、外から家の中に入ろうとする熱を遮断するのが、遮熱。これに対し、断熱は冬場、暖房で温めた室内の熱が外に伝わらないようにすることを指します。この遮熱と断熱はペアガラスのどの面に金属膜をコーティングするかで使い分けることができます。例えば、ペアガラスの室外側ガラスの内面に金属膜をコーティングすると外の熱が室内に伝わりにくくなります(=遮熱)。一方、同じペアガラスの室内側ガラスの外側面に金属膜をコーティングすると、室内の熱が外に奪われることを防ぎやすくなります(=断熱)。

以上を踏まえ、日当たりのよい南側の窓は断熱仕様にし、夕日の暑さが厳しい西側の窓は遮熱仕様にするといった使い分けをします。南側の窓を断熱仕様にするのは、冬場に日差しの暖かさを家の中に取り入れる為で、夏の強い日差しは、庇やカーテンで防げばよい、という考え方をします。

LEDライト

LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)を直訳すると、「光を発生する半導体(ダイオード)」で、電気を流すと発光する半導体の一種です。

LEDはこれまでの白熱ランプや蛍光ランプと異なり、半導体結晶のなかで電気エネルギーが直接光に変化するしくみを応用した光源です。すでに1907年にはこうした現象は発見されており、赤色と緑色が最初に開発され、70年代に黄色、90年代には日本のメーカーによって青色が開発されました。白色光を得るために必要だった青色が開発されてから、新しい照明用光源として注目されるようになりました。近年はその改良もめざましく、蛍光ランプ並の発光効率をもつ白色LEDが登場してきました。

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